海外FXのメリットは3つ
ハイレバレッジの強み
「ハイレバレッジ」というと、危険に感じる人もいるだろう。しかし、実際のところ、ハイレバレッジはFXトレーダーにとって大変強力な武器となる。レバレッジが高ければ高いほど、必要な証拠金が少なくて済むからだ。
これがどのような意味が分かるだろうか。
簡潔に言うと、FX業者の「強制ロスカット」をくらうリスクを低減することができるのが最大のメリットだ。もちろん、ハイレバレッジなら少額資金で大きなポジションを持つこともできるのだが、それ以上に「強制ロスカット回避」が一番大きい。
証拠金から必要証拠金を引いた金額が「余力」であり、その余力が少なくなり維持率が低下すると強制ロスカットになる。余力が大きいということは、その分だけロスカットされにくいということだ。
日本のFX業者は金融庁の監督下にあり、レバレッジは最大25倍だ。表向きには、レバレッジを抑える理由を「投資家保護のため」としているが、これは大嘘。実際には「業者保護」のためである。
急激な相場変動が生じた際にトレーダーが大きなポジションを持っており、しかも追証を支払えず破産をしたら、業者が大損害を被るためだ。
追い証が無い
海外FX業者では、ゼロカットシステムが導入されており、追い証が無い。つまり、トレーダーが海外FX業者に対して借金を背負うという状況は、起こりえないことが保証されているのだ。
一方で、日本ではゼロカットが認められておらず、金融庁監督下にある全てのFX業者は「追い証あり」となる。これは、投資家にとって非常に大きなリスクだ。
NDD方式の透明性
日本のFX業者の多くはDD方式という相対取引であり、市場にトレーダーの注文をほとんど流していない。トレーダーの多くは損失を出すため、その損失分の利益を業者が得られるというビジネスモデルだ。
しかし、このようなビジネスモデルは海外で大きな批判を浴びており、海外FXにおいては「NDD方式」が主流だ。NDDの業者は、トレーダーの注文を市場に流し、手数料収入を収益源としている。トレーダーと業者の間で利益相反関係とならず、トレーダーの不利になるようなレート配信も行わないため、透明性が高いと言われている。
DD方式の業者で戦い続ける限り、為替取引で勝ち続けるのは難しいのではないだろうか。NDD方式で有名な海外FX業者はAXIORYだ。AXIORYは、日本人の利用者も多く、日本語でのサービスも充実している。
海外FXにデメリットは無いのか?
手数料は高い?
国内業者の強みは、「手数料が安い」ことだ。その一方で、海外FX業者は、かつては手数料が高かった。
しかし、現在は投資ブームもあってか海外FX業者の数が増え、手数料競争も激しくなっている。海外業者でも、国内業者と同等以上に手数料が安い業者が出てきた。具体的には、ThreeTrader(スリー・トレーダー)のRAWゼロ口座が特にお得な手数料体系となっている。
1ロット(10万通貨)あたり4ドル、EUR/USDのスプレッドは0~0.1pipsという破格の安さである。