スプレッドは大きな取引コスト
FX取引で最も大きなコストは、スプレッドだ。スプレッドをあまり気にせずに取引をしているトレーダーも多いようだが、積もり積もれば軽視できないほど大きな取引コストとして、重くのしかかることになる。
USD/JPYのスプレッドが1pipで、海外FXを使って1Lot(10万通貨)を運用する場合、日本円に換算すると1往復の取引で約1,000円もの取引コストがかかる。
例えば、1日5Lots(50万通貨)、1か月あたり20日間の取引を行うとすると、僅か1か月で手数料として10万円もの取引コストを負担することになってしまうのだ。
Tradeviewは世界最高クラスの驚異的な低スプレッド!
海外FXでMT4が使える「Tradeview(トレードビュー) ILC口座」のスプレッドは、間違いなく世界最狭水準だ。Tradeview(トレードビュー)のスプレッドは変動制で、常にスプレッドの値が変化する。
例えば、日中の「EUR/USD」のスプレッドは、なんと「0」であることが多い。仮にスプレッドが多少広がるとしても、0.1~0.2pips程度の範囲で落ち着いている。
本稿執筆時点のTradeview(トレードビュー)のスプレッドは、次の画像の通りだ。
現在のスプレッドはTradeview公式サイトに掲載
Tradeview(トレードビュー)のリアルタイムのスプレッドが、同社の公式サイトのトップページに掲載されている。
取引手数料は1回の往復で6ドル
スプレッドとは別に別途、取引手数料が6ドルかかるが、それでもトータルコストは他社平均値と比べると30%~50%ほど安くなる計算だ。
勝ち負けと無関係で、取引をするだけでかかる取引コストだが、特に高ロットで頻回に取引を行ったり、スキャルピングをしたりする方の場合は、低スプレッド・低コストへのこだわりの有無が、勝敗を分ける生命線となる。
そのため、Tradeview(トレードビュー)は多くのトレーダーにとって、まさに理想的なFX会社だといえるだろう。
Tradeviewは、A-bookで取引の透明性が抜群
Tradeview(トレードビュー)の魅力は、スプレッドだけではない。
例えば、Tradeview(トレードビュー)がA-bookのFX会社であり、世界最高水準の取引の透明性を誇ることは、ブローカー選びにこだわる専業トレーダーの中では常識となっている。
A-bookとは何か?
A-bookとは、NDD/ECN方式で、FXトレーダーから受けた注文をそのままインターバンク・マーケットに流すFX会社のことをいう。
一方で、B-bookは、相対取引を行うFX会社のことであり、日本のFX会社のほぼ全てがこちらのタイプにあてはある。
なお、海外FX会社には、A-bookとB-bookの両者の特徴を併せ持つ「AB混合型」のFX会社が多く、Tradeview(トレードビュー)のような「純粋なA-bookのFX会社」は極めて希少な存在だ。
B-book(相対取引)だと何が問題なの?
相対取引の場合にはFX会社とFXトレーダーの一対一の取引となるため、FX会社とFXトレーダーの間に利益相反関係が生まれる。
つまり、FX会社が損をすれば、その分がFXトレーダーの利益になり、その逆も然りだ。
そうすると、FX会社はFXトレーダーに「負けてもらう」ことで利益を上げることができるため、ストップ狩りやスプレッド操作を行うなど、あの手この手で「合法的」にFXトレーダーが損失を出すよう仕向けてくる。
このため、B-bookのFX会社で取引を行うFXトレーダーは、相場に勝つ以前に、B-bookのFX会社(FXトレーダーを打ち負かすプロ集団)と戦うことになり、利益を出すのは極めて困難となる。
日本のFX会社を利用して為替取引を行い、投資元本をすべて枯渇させてしまう人が多いのは、日本のFX会社のほとんど全てがB-bookとして合法的に営業していることが大きな要因の一つだと考えられる。
ブローカー選びは重要?
FX会社(ブローカー)の選定は、FXトレーダーにとって最も重要な仕事の一つだと専業FXトレーダーは口を揃えていう。
低スプレッドにこだわり、積もり積もっていく取引コストをできる限り抑えるのはもちろんのこととして、A-bookの取引環境で取引の透明性を確保することが、為替市場で勝ち続けるために必要だ。