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FXでなぜ勝てないのか|ボラティリティ拡大とロット管理ミスが資金を削る理由

Forex Risk Management: Volatility, Position Sizing, and Capital Protection Strategy

勝率は悪くない。
大きく外している感覚もない。

それでも資金が思ったほど増えていない。
荒れた月にまとめて削られ、また積み直す。その繰り返しになっている。

ここで多くの人は戦略を疑う。
エントリー精度や環境認識を見直そうとする。

だが取引履歴を静かに並べると、別の事実が見えてくる。
負けが集中しているのは、値幅が急に広がった局面だ。

ロットはそのまま。
損切り幅も大きくは変えていない。

値幅が変わっているのに、前提は変わっていない。

削られているのは実力ではない。
環境に連動していない設計だ。

2026年2月の相場は、静かではない。
円絡み通貨は断続的に値幅を広げ、同じロットでも体感リスクがまったく違う。

勝率に安心していると、このズレに気づきにくい。
だがロット履歴を見返せば、歪みは数字で残っている。

今回は手法を磨く話ではない。
ボラ前提でロットと撤退基準を再設計する。

思考の前提を一度壊す。
そこから組み直す。

最近、方向性は合っているのに損切りだけされて順行する――。

もしそう感じているなら、それはあなたの実力不足ではなく、相場の『サイズ』とあなたの『設計』がズレている証拠だ。

目次

1日200pipsが「呼吸」になる相場。なぜあなたの損切りは狩られ続けるのか

Diagram explaining how increased daily price range (ATR 200 pips) causes fixed 40-pip stop losses to be triggered by normal price fluctuation instead of trend reversal.

2026年の相場は、静かではない。
とくに円絡みの通貨ペアは、かつての常識が通用しなくなっている。

「1日80pips動けば大きい」
そんな感覚で相場を見ていないだろうか。

直近のドル円を見れば分かる。
日足の平均値幅が200pipsを超える日も珍しくない。

こうなると、これまで当たり前に使ってきた30〜40pipsの損切りは、
戦略的な撤退ラインではなくなる。

通常時、40pipsの逆行は「異常」だった。
方向性が崩れたと判断できる幅だった。

だが値幅が200pipsある相場ではどうか。

40pipsは、ただの揺れだ。
エントリー直後の一息で届く距離になる。

同じ手法。
同じ損切り幅。

それなのに最近よく狩られる。
それは、腕が落ちたからではない。

波の高さが変わったのに、防波堤の高さだけが昔のままだからだ。

問題は損切り幅そのものではない。
相場の呼吸が変わっていることに、あなたの前提が追いついていないことだ。

なぜ中級者ほどボラで資金が重くなるのか

荒れた週だけ、口座残高の減り方が違う。

1回あたりの損失はいつもと大差ないのに、気づけば月初の利益が消えている。

勝率が急落したわけではない。
それでも、減るスピードだけが速いといったことはないだろうか。

値幅が変わると「当たりやすさ」が変わる

日足平均値幅が60pips前後の週では、40pipsの損切りは簡単には届かない。
ある程度の流れが必要だ。

だが平均値幅が150pipsまで広がった週ではどうか。
40pipsは逆行というより日中の揺れになる。
触れる回数が増え、連敗が起きやすくなる。

損失額 = 損切り幅 × ロット

値幅が2倍になれば、損切りに触れる確率は物理的に上がってしまう。
それなのにロットが同じなら、あなたのリスクは無意識に2倍に膨れ上がっている。

今すぐ確認してほしいこと

直近3か月の取引履歴を開いてほしい。

その中で一番資金が大きく減った週を選ぶ。

その週の日足平均値幅はいくらだったか。
ロットは普段の週と同じだったか。

この2つを書き出すだけでいい。

理由は単純だ。

値幅は変わっていたのにロットが同じなら、負けの原因は手法ではない。
環境に合わせてサイズを動かしていなかったことになる。

中級者ほどロットに自信がある。
だが自信は、値幅の拡大から資金を守ってくれない。

荒れた週に重くなるのは相場のせいではない。
値幅とサイズが連動していないからだ。

なぜ利益が出ているのに資金は不安定になるのか

月間ではプラスだ。
それなのに資金曲線はギザギザしている。

勝っているはずなのに、増えている実感がない。
むしろ一度崩れると戻すのが苦しい。

この違和感の原因は、手法ではない。
1回の負けの重さにある。

どれだけ利益を積み上げても、負けたときの減り方が大きければ資金は荒れる。
精度を磨いているのに安定しないのは、ここが揃っていないからだ。

連敗は足し算ではなく掛け算で減る

1回の損失を資金の2%に抑えているとする。

100
98
96.04
94.12
92.24

4連敗で約7.8%減る。

では1回の損失が5%ならどうか。

100
95
90.25
85.74
81.45

4連敗で約18.5%減る。

1回の損失4連敗後の残高元に戻すのに必要な利益
2%約92.2%約8.5%
5%約81.4%約22.8%
10%約65.6%約52.4%

損失は毎回「残った資金」に対してかかる。
だから減るほど戻すのが難しくなる。

約8%減れば元に戻すには約8.5%必要になる。
約18%減れば約22%以上必要になる。

同じ連敗でも、1回の負けが重いだけで未来は変わる。

値幅が広がると負けの回数が増える

値幅が広がると、損切りに触れる回数が増えやすい。
普段なら耐えていた揺れで切られる。

ここでロットを変えていなければ、負けの回数が増え、さきほどの掛け算が一気に効いてくる。

手法が壊れたわけではない。
負けの重さと回数が重なっただけだ。

不安定の正体

資金が荒れると、多くの人はエントリー精度を疑う。
だが本当に見るべきなのは、1回の損失が資金の何%かだ。

値幅が広がった週でも、その割合は守れているか。
ここが揃わない限り、曲線は落ち着かない。

精度を上げる前に、負けの重さを固定できているかを見る。
ここから、ロットの決め方に入る。

値幅が変わったとき、ポジションサイズはどうなるか

荒れた週に削られる理由は分かった。
値幅が変わっているのに、ポジションサイズが変わっていない。

では実際、どう扱うか。

ここで難しいロジックはいらない。
必要なのは一つだけだ。

値幅が広がったら、同じポジションサイズで戦わない。

たとえば、普段の平均値幅が70pips前後のときに0.5ロットで張っているとする。
その週の平均値幅が140pipsに広がっていたらどうか。

値幅は倍だ。

それでもロットが同じなら、リスクはそのまま倍になる。

このとき、ポジションサイズを半分に落とせるか。

荒れているのに、いつも通りの自分でやろうとしていないか。

ロットを下げるのは負けではない。
環境が変わったときに前提を変えるだけだ。

もう一つ、やり方はある。

ロットから決めるのではなく、1日の最大損失から逆算する方法だ。

たとえば、今日はここまでと決める。
資金の2%を超えたら終える。

値幅が広がれば、自然と取引回数は減る。
結果として、損失の進み方は抑えられる。

ロットを変えるか。
最大損失を固定するか。

どちらでもいい。

大事なのは、値幅が変わったときに、自分のポジションサイズも変わる前提を持っているかどうかだ。

直近で一番削られた週を思い出してほしい。
値幅はどうだったか。

あの週、あなたのポジションサイズは動いていたか。

なぜ分かっていてもロットを下げられないのか

値幅が広がったらサイズを落とす。
やるべきことは単純だ。

それでも動けないのは、単なる不器用さではない。

ロットを下げると、気持ちがついてこない

直前までうまくいっていた。利益も伸びていた。
その状態でサイズを落とすと、負けを認めた気がしてしまう。

「読みが外れた」と意識したくない。

これが続くと、目の前の判断がズレる。
チャートを見ながらも、数字以上に「自分の判断を守りたい気持ち」が働く。

これは投資心理でも説明される。
人は自分の行動と認識が食い違う状況を不快に感じる。
そのズレを埋めるために、行動や理屈を後付けする。

「認知的不協和」と呼ぶ心理現象だ。

こうした心理は、含み損の放置や損切りの先延ばしといった行動で現れる。
詳しくは、こちらの記事でも解説している。

A symbolic image of cognitive dissonance in investor psychology during a stock market crash

連敗が増えると、戻すハードルも上がる

そのままサイズを変えずに取引を続けると、荒れた週ではミスが重なりやすい。
2回で止まるはずの逆行が、4回、5回と続きやすくなる。

1回2万円なら5回で10万円。
資金が10%減ると、11%以上の利益が要る。15%減ると18%以上が要る。

サイズを下げなかった数日の判断が、その後の資金回復を遅くする。

自分を守ろうとする気持ちが、資金を傷つける

利益を伸ばしたい。
プライドを保ちたい。

この気持ちは自然だ。
だが荒れた週では、損失の進み方は利益より速い。

削られてからサイズを下げても遅い。
取り返すのに時間がかかる。

荒れているのにサイズを変えない。
これが癖になると、どんな手法でも資金は安定しない。

値幅が大きいときにサイズを落とすのは、弱気ではない。
あとで苦しくならないための調整だ。

ロットを下げられなかった週を思い出してほしい。
その後、どれだけ時間がかかったか。

連勝のあとにロットを上げると、すべてが崩れる

ロットが壊れるのは、負けているときではない。
勝っているときだ。

3連勝、4連勝と続く。
損切りは浅く、利確は伸びる。

「今は取れている」

そう感じた瞬間に、ロットを少し上げたくなる。

2%で回していたところを、3%にする。
あるいは4%にする。

理由ははっきりしている。

最近うまくいっている。
今の相場はやりやすい。

だがチャートを見ると、日足の平均値幅は変わっていない。

値動きの荒さは同じだ。

環境は同じなのに、ロットだけを変える。
変わったのは相場ではなく、自分の気分だ。

何が起きるのか

ロットを2%から4%に上げると、1回の損切りは −4%になる。
2回続けば −8%。

さっきまでの連勝は消える。

2%で回していれば、4連敗しても約8%の減少で済む。
だが一度でも4%に上げれば、想定していた耐久力は半分になる。

負けたのは相場ではない。
自分で決めたロットを守らなかったことだ。

連勝は、ロットを上げる理由にならない。
値幅が縮んだときだけ、ロットを上げる。

ここを越えられるかどうかで、中級者は伸びるか止まるかが決まる。

ロットはどう決めるべきか

削られる理由が分かったところで、次に必要なのは「いくらにするか」だ。
ここを曖昧にしたままでは、理解はしても行動は変わらない。

ロットを決めるとき、多くの人は通貨量から考える。
だが本当に先に決めるべきなのは、1回の負けを資金の何%まで許容するかという基準だ。

1回の損失割合を固定する

たとえば資金100万円で、1回の損失を2%に抑えると決める。
この場合、許容損失は2万円だ。

先に金額の上限を決めておけば、ロットはあとから逆算できる。
損切り幅が40pipsなら、その2万円に収まるロットを選ぶ。

この順番を守るだけで、サイズは感覚から切り離される。

値幅に合わせてロットは変わる

同じ2%でも、損切り幅が30pipsの週と80pipsの週ではロットは当然変わる。

値幅が広がれば、同じ割合に収めるためにロットは小さくなる。
値幅が縮めば、ロットは少し戻る。

重要なのは、割合が先に固定されていることだ。
割合が決まっていれば、値幅が変わっても口座の揺れは一定の範囲に収まる。

連敗を前提に設計する

トレードでは連敗は避けられない。
だから設計は、連敗が起きる前提で組む。

1回2%なら、4連敗で約7〜8%減る。
この水準が精神的にも資金的にも許容できるかどうかを先に考える。

もし重いと感じるなら、1回の割合を下げる。
ここで下げておけば、荒れた週でも慌てにくい。

感覚ではなく設計で動かす

ロットを上げるのは簡単だが、下げるのは難しい。
だからこそ、最初に割合を決めておく意味がある。

相場が荒れても、連敗しても、「1回は何%まで」と決めていれば判断はぶれにくい。

ロットは気分で決めるものではない。
その週の値幅と、あらかじめ決めた割合で決まる。

ここまで整えば、資金曲線は急には崩れない。

ロットを動かす基準はどこに置くか

割合で決めるという考え方の次に必要なのは、どの場面でロットを動かすかという基準だ。

ここが曖昧だと、設計はすぐ感情に戻る。
だから条件は少なく、明確に置く。

値幅が基準を超えたとき

日足の平均値幅が普段より明らかに広がっている場合、損切りに触れる回数は増えやすい。
同じ損切り幅でも、ノイズの密度が変わるからだ。

過去数か月の平均値幅を基準にし、それを大きく上回る状態が続くならロットを一段落とす。
割合を一定に保つための調整であって、弱気ではない。

条件は一つでいい。
値幅が基準を超えたら下げる。

想定している連敗数を超えたとき

ロットは、連敗を前提に決めておく。

たとえば1回の損失を資金の2%に抑えているなら、4連敗で7〜8%ほど減る。
そこまでは想定内、という設計だ。

では5回目が来たらどうするか。

ここで初めてロットを落とす。
2%を1.5%にする。

それでも続くなら、1%まで落とす。

一気に半分にする必要はない。
段階を踏む。

大事なのは、「想定を超えたら落とす」と先に決めておくことだ。

利益が戻ったから上げるのではない。
値幅が落ち着いたと判断できるまでは、そのままにする。

こうしておけば、連敗の最中でも判断はぶれにくい。

ロットを下げるのは敗北ではない。
設計通りに動いているだけだ。

利益が出ていても基準は守る

月初に利益が積み上がっていると、ロットを落としにくくなる。
だが利益は安全域ではない。

値幅が広がっていれば、割合基準は守る。
基準を崩すと設計はすぐに感情へ戻る。

ロットを動かす基準は、値幅と連敗数。
判断を増やさないことが、設計を守ることにつながる。

次は、ロットを戻すタイミングを考える。

ロットを戻すときに、なぜもう一度やられるのか

ロットを下げるときは慎重になる。
だが戻すときは、少し気が緩む。

連敗が止まり、数回勝つ。
資金が戻り始める。

ここで多くの人が、元のサイズに戻す。
そして、また削られる。

僕自身もそうだった。
利益が戻れば、相場も戻った気がしてしまう。

だが実際には、値動きの荒さは残っていることが多い。

日足の平均値幅が普段より広いままなら、
一度の逆行が深くなりやすい。
損切りに触れるまでの時間も短い。

つまり、削られやすい状態は続いている。

ここでロットだけを元に戻せば、
削られやすさも一緒に戻る。

戻す判断をするときは、まず値幅を見る。
直近数か月の平均値幅と比べて、明らかに落ち着いているか。

荒れていた週と同じ水準なら、まだ戻さない。
通常の水準に近づいてから、半段階だけ戻す。

1%まで落としたなら、まず1.5%。
その状態で数日回す。

問題がなければ元に戻す。

戻すときも、設計に沿って動く。
利益の回復ではなく、値動きの落ち着きで判断する。

ロットは感情で動かすと崩れる。
だが基準を決めておけば、戻しでやられる回数は減る。

値幅は「触れられやすさ」を見る

値幅を見る目的は一つだ。
今の相場が、損切りに触れやすい状態かどうかを判断するためだ。

値幅が広いということは、1日の中での振れが大きいということ。

同じ40pipsの損切りでも、普段よりも届きやすい。

つまり、連敗が起きやすい状態にある。

逆に値幅が縮んでいれば、1回の逆行は浅くなりやすい。
損切りに触れる確率も下がる。

ロットを戻すのは、この「触れられやすさ」が通常に戻ってからでいい。

値幅を見るとは、相場の危険度を見るということだ。

値幅を見るとは、どこを見るのか

難しいことではない。

日足チャートを開き、直近3か月の平均値幅を出す。
MT4でもTradingViewでも、平均値幅はすぐ確認できる。

荒れていた週の値幅と比べる。
数字で見て、明らかに縮んでいるか。

目安は単純でいい。
荒れていたときよりも2〜3割落ちているかどうか。

感覚で「落ち着いた気がする」と判断しない。
画面に出ている数字で確認する。

ここを一度見るだけで、戻すタイミングのズレはかなり減る。

ロットを固定するとはどういうことか

ロットを固定するとは、サイズを変えないことではない。

変える条件を先に決めておくことだ。

相場の中で決めない。
感情が動いた後で決めない。

変えるとしたら、値幅が変わったときだけ。

それ以外では動かさない。

この線を引けるかどうかで、資金の揺れ方は変わる。

固定とは「日次で決めない」こと

ロットが崩れるのは、その日の感覚でサイズを触るからだ。

今日は荒れている気がする。
今日は取りやすそうだ。
今日は連敗している。

この「今日」を基準にしない。

ロットは日次で決めない。

週単位、もしくは月単位で見直す。
その期間中は、触らない。

触るなら、事前に決めた条件に触れたときだけ。

たとえば

  • 直近20日平均の値幅が通常の1.5倍を超えた
  • 資金が一定割合減少した

こういった自分で分かりやすい条件を作っておくといいだろ。

固定するには「戻す基準」も決めておく

多くの人は、下げる基準だけ決める。
戻す基準を決めていない。

だから一度下げたまま、自信が戻った瞬間に急に戻す。

これは固定ではない。

下げるなら「どこまで戻ったら元に戻すか」も先に決める。

例えば、

連敗が想定回数を超えたらロットを半分にする。
その後、資金が直近高値の90%まで戻ったら元に戻す。

このような「往復の条件」を書いておく。

片道だけでは固定にならない。

固定できない人の共通点

固定できない人は、サイズを技術だと思っている。

トレードが上達すれば、自然にロットも上げられる。

その発想自体がズレている。

ロットは技術ではない。
資金管理だ。

技術は相場に対するもの。
ロットは自分に対するもの。
ここを分けない限り、ロットは必ず揺れる。

固定とは、自分を制御する設計を作ることだ。
その設計を、相場の途中で触らないこと。

どこで止めるかを決めていないから崩れる

ロットを固定しても、連敗は起きる。
問題はそこではない。

どこまで許容するのかを決めていないことだ。

多くの中級者は、
1回ごとの損失は決めている。

だが

連敗の上限
週の上限
月の上限

を決めていない。

だから気づいたときには
想定より深く削れている。

連敗上限を決める

まず決めるのは、
技術ではなく統計だ。

自分の過去100回のトレードを見れば、
最大連敗数は出せる。

仮に過去最大が5連敗なら、
6連敗が起きた時点で何かがズレている。

その瞬間、止める。

ここで意地を張らない。

止めることは敗北ではない。
検証に戻るというだけだ。

週単位の上限を決める

もう一つは週の損失上限。

たとえば資金の5%。

そこに到達したら、
その週は終了。

ロットを上げない。
取り返さない。
様子を見る。

相場に残ることが優先だ。

月単位で見る理由

週で止めても、
月単位で崩れることがある。

だから月の損失上限も決める。

月で10%なら、
そこに触れたら一度休む。

ここまでやると、
大崩れは防げる。

ここまで読んだあなたへ

ここまでで書いたのは、テクニックではない。

資金が削られ続ける罠
ロットが揺れる理由
どこで止めるべきか

つまり、土台部分だ。

土台が揺れたまま、
どんな手法を重ねても意味はない。

だが逆に言えば、ここまで整えば、ようやく次に進める。
ここからは、テクニックの話になる。

まず、入るべきでない場面を知る

どれだけロットを管理しても、無理に入れば削られる。
相場に入らない判断を持っているか。

エントリー禁止|FXプロトレーダーが触れない相場の見極め

勝率に縛られていないか

ロットを語る前に、勝率という言葉に支配されていないかを確認してほしい。
「勝率が高ければ安定する」というのは、本当なのか。

勝率が低くてもFXで勝ち続ける人は何を見ているのか

値幅の裏にある通貨の強弱

値幅が変わる背景を理解していなければ、ロット調整は常に後手になる。
通貨の力関係をどう見るか。

通貨の強弱を制する者が為替を制す 本質を読むトレード戦略の実践知

ボラは偶然ではない

値幅は気分で広がらない。資金が動くから広がる。

ファンドマネージャーはいつ為替を動かすのか?相場の裏側で動く巨額資金の実態を読み解く

それでも負け続けるなら

ロットでも、ボラでもない。
負け方に型がある。

【完全保存版】なぜあなたはFXで負け続けるのか?勝てない人に共通する15の落とし穴 | FOREX Dealing

トレンドと値幅を混同していないか

方向と振れ幅は別物だ。
ここを混同すると、削られる。

【完全保存版】「トレンド × ボラティリティ」がFXを変える | FOREX Dealing

最後にひとこと。

まずは今夜、1つだけロット計算のルールを決めてみてほしい。
それだけで、あなたは明日から「相場に振り回されない側」に回れるはずだ。

Forex Risk Management: Volatility, Position Sizing, and Capital Protection Strategy

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この記事を書いた人

慶應義塾大学経済学部卒業、FP2級、証券外務員一種、宅建士取得。証券アナリスト(CMA)、テクニカルアナリスト(CMTA)保有。 FOREX Dealing Crop.代表、株式投資家兼為替トレーダー、不動産投資家。2007年に大学入学と同時にネット証券の口座を開設し、株式投資とFXを始める。投資開始当初は、リーマンショックの渦中で信用取引の短期売買を繰り返し、アルバイトで貯めた56万円を失う「大損」を経験。家庭教師のアルバイトをしながら株式投資とFXを続け、学費を投資で稼ぐようになる。そんな投資経験を活かして大手証券会社に就職し、自社資金を運用するプロップ・ディーラーとして10年以上勤務。現在は、専業トレーダーとして、株式投資・FXでサラリーマンの平均年収の3倍以上の収益を上げつつ、不動産投資家としても活動。東京・大阪を中心にマンション投資を行う。自身の投資で得た経験と専門知識をもとに投資の難しさや面白さ、ノウハウを世に広めていきたいと考え、FOREX Dealingを立ち上げ、情報発信を行っている。

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