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5586 Laboro.AIのIRを人月型AI受託として見たときの話

Analyst reviewing Laboro.AI investor relations documents with financial data, stock chart, and AI visualization on a professional desk environment

Laboro.AIの第10期有価証券報告書を読んで、最初に引っかかるのは、数字そのものよりも「ここからどうやって伸ばすつもりなんだろう」という点だ。

売上も利益も出ている。財務も崩れていない。にもかかわらず、素直に前向きになりきれない感覚が残る。

その理由ははっきりしている。

この会社の収益モデルが、準委任契約を軸にした人月型AI受託だからだ。

人月型モデルは、立ち上がりでは非常に強い。

一方で、売上と人員がある水準に近づくと、「次に何をすればいいのか」が急に見えにくくなる。
この壁を越えられるかどうかで、企業の評価は大きく分かれる。

本記事では、Laboro.AIの有価証券報告書を一次情報として、人月型AI受託モデルの限界点という視点から、この会社がいまどの地点に立っているのかを整理する。
決算が良いか悪いかを判断する記事ではないし、将来性を断定するつもりもない。

対象読者は、Laboro.AIという銘柄をすでに知っていて、IRも一通り目を通したものの、「数字は悪くないのに、どこか引っかかる」と感じている投資家だ。
その引っかかりの正体を、構造の言葉に落とすことが、この記事の目的になる。

本記事は、株式会社Laboro.AIが公開しているIR資料を一次情報として分析しています。

文書名:有価証券報告書 第10期(2024年10月1日~2025年9月30日)
提出日:2025年12月19日

株式会社Laboro.AI – カスタムAI開発
EDINET

目次

今回のIRでまず意識すべき全体像

この有価証券報告書を読み終えた直後に残った感覚は、安心感ではなく判断を遅らせる重さだった。
売上も利益も黒字で、財務も崩れていない。
それでも、ここから強気に踏み込む絵が頭に浮かばない。

これは業績が悪いからではない。
人月型AI受託モデルとして、次のフェーズに入りかけている企業特有の空気があるからだ。
この空気を軽視してポジションを取ってきた結果、過去に何度も痛い目を見てきた。

数字が整っている局面を僕が最も警戒する理由

専業でやっていると、決算が崩れた企業よりも、整いすぎている企業のほうが難しい。
特に人月型モデルでは、数字が安定している時期がそのまま成長鈍化の助走になることが多い。

過去に、売上も利益も伸びている受託企業で「これはまだ続く」と判断したことがある。
その後に起きたのは、業績悪化ではなく、株価がまったく動かなくなる時間だった。
このIRから受ける印象は、そのときの直前フェーズに近い。

このIRで即断しないと決めた戦略的理由

このIRには、来期に何を変えるかという具体的な一手が書かれていない。
代わりに、体制や思想、積み上げの説明が多い。
それ自体は悪くないが、トレード視点では「変化が数字に出る前段階」と読む。

僕なら、この段階ではポジションを作らない。
理由は単純で、市場が評価軸をまだ決めきれていないからだ。
評価軸が固まっていない銘柄は、動くときも予想と逆に振れやすい。

準委任契約という前提をどう読むか

このIRで準委任契約が選ばれている理由は 技術的な不確実性だけではない。
本質的には Laboro.AIが自社の売上構造を「意図的に固定している」 という点にある。

なぜ請負に寄せないのかという視点

IRでは 成果物の性能や精度を事前に合意することが困難だから請負契約は適さないと説明されている。
これは事実だが それだけでは説明が足りない。

「請負」に寄せれば 失敗リスクは高まるが、こんな可能性が出てくる。

それをやらないのは 単に慎重だからではない。
失敗したときの下振れを極端に嫌っている という意思表示でもある。

僕は過去に 請負型へ舵を切った受託企業で 一気に数字が跳ねた直後に崩壊する場面を何度も見てきた。
Laboro.AIは そのルートを最初から選ばない設計をしている。

これは攻めない判断か それとも延命戦略か

準委任を維持するという選択は
・急成長しない代わりに
・急失速もしない
という構造を作る。

トレーダー目線で言えば
ボラティリティを自ら削っている会社だ。

だから 僕はこのIRを読んで
「これは取りに行く銘柄ではない」
と感じた。

ただし これはネガティブな評価ではない。
張るタイミングが違う というだけだ。

僕がこのモデルで唯一評価する余地を見るポイント

準委任モデルでも評価が変わる瞬間がある。
それは 人数が増えていないのに売上が伸びたときだ。

IRでは ノウハウの蓄積や再利用が強調されている。
もしこれが本当に機能するなら
・同じ人数
・同じ稼働
で売上が伸びる。

ここが数字で一度でも確認できたら
市場は「人月モデルの天井」を再計算し始める。

僕はその瞬間だけを待つ。

なぜ今は張らず 待つのか

今の段階でポジションを取ると
・業績は安定
・悪材料も少ない
・でも評価が変わる理由もない
という状態に入る。

これは 専業でやっていると一番効率が悪い。
資金を寝かせる時間が増えるからだ。

だから僕なら
・次の決算で
・人員増加率と売上成長率を並べて
・その差を見る
それまでは動かない。

従業員数91名が示すフェーズの変化

このIRで最も重要な数字を一つ挙げるなら、僕は売上でも利益でもなく従業員数の91名を見る。

人月型受託企業では、この人数が組織の性質を大きく変える境目になるからだ。

IRを見る限り、Laboro.AIはAIコンサル、機械学習エンジニア、システム開発、UIUX、研究寄り人材と役割分化がかなり進んでいる。

この状態は高度な案件を回すには必要だが、全員がフロントで売上を作る組織ではなくなっていることも意味する。

人月型モデルでは、人が増えるほど自由度が下がる。
これは感覚論ではなく、構造の問題だ。

教育、レビュー、研究、設計調整といった間接業務が増え、人数増加と売上成長の相関が弱くなる。

僕が過去に見てきた受託企業でも、80名を超えたたりから売上の伸びと人数の伸びが目に見えてズレ始めた。

91名という数字は、まさにそのライン上にある。

ここで多くの投資家が見落とすのは、組織コストはすぐにPLに出ないという点だ。
最初は単なる人件費に見えるため、利益率は維持できてしまう。

だが、実際に削られるのは、意思決定の速さや案件切り替えの柔軟性、利益が出ない案件を切る判断だ。

株価は、この鈍さを業績悪化よりも先に嫌う。

正直に言うと、このフェーズの人月型企業で僕はほとんど勝てていない。
業績は崩れない、悪材料も出ない、それでも評価が切り上がる理由がない状態に入りやすいからだ。

ノウハウ再利用は本当に人月モデルを超えられるのか

このIRで繰り返し出てくる言葉の一つが、ノウハウの蓄積と再利用だ。

単なる技術アピールではなく、人月型モデルの限界を意識した上での打ち手だということは読み取れる。
ただし、ここは一番誤解が生まれやすいポイントでもある。

僕はこれまで、ノウハウ再利用を掲げる受託企業を何社も見てきた。

その多くが、言葉としては正しく、思想としても筋が通っていた。

それでも株価に反映されたケースは、正直かなり少ない。

IRが語る再利用は「売上単位」を変えていない

有価証券報告書を丁寧に読むと、ノウハウ再利用の説明は多いが、売上の取り方を変えるとは書かれていない。

販売単位はあくまでプロジェクトで、対価は人のアサインに応じた委託料だ。

これは重要な前提だ。

どれだけノウハウが溜まっても、売上計上の単位が変わらない限り、成長率は人に縛られ続ける。
再利用は効率改善にはなるが、スケールのトリガーにはなりにくい。

僕が「思想」と「数字」を切り分けて見る理由

過去に、ノウハウ再利用を強く打ち出した企業で判断を誤ったことがある。
IRでは再利用率や横展開の話が増え、現場の手応えも良さそうに見えた。

それでも決算を追うと、売上の伸び方は結局、人員増加と大差なかった。

この経験以降、僕はノウハウ再利用を言葉では評価しない。

必ず、人員増加率と売上成長率の差を見る。
ここに差が出て初めて、再利用が機能していると判断する。

Laboro.AIの再利用戦略で唯一評価できる点

その前提で見ると、Laboro.AIの再利用戦略には一つだけ評価できる点がある。
それは、SaaS化やパッケージ化に安易に逃げていないことだ。

SaaS化は分かりやすいが、単価が落ちやすい。
受託で積み上げてきた顧客との関係や長期案件との整合も崩れやすい。
Laboro.AIは、その副作用を理解した上で、あえて踏み込んでいない。

これは、急成長を捨ててでも、構造の安定を取った選択だ。
トレード視点では、派手さはないが、崩れにくい設計とも言える。

僕がこの論点で待っている具体的なサイン

この戦略が評価に変わる瞬間は明確だ。
人員数がほぼ横ばいなのに、売上が伸びる期が一度でも出ること。
もしくは、売上成長率が人員増加率を明確に上回ること。

このどちらかが数字で確認できたら、市場の見方は変わる。
逆に言えば、それが出ない限り、ノウハウ再利用は評価に直結しない。
僕は、その数字が出るまで待つ。

CAGLA子会社化が作る利益率トラップ

第10期から連結決算に移行した背景として、CAGLAの完全子会社化がある。

この点は成長戦略やシナジーの話として処理されがちだが、トレーダー視点ではまったく別の意味を持つ。
それは、これまで単体で見えていた事業の癖が、連結によって見えにくくなるという点だ。

連結化は、短期的には数字を整える方向に働きやすい。
売上規模は自然に大きく見え、事業領域も広がったように映る。
だが同時に、どこで稼いでいて、どこで利益が削られているのかという判断が難しくなる。

単価の違う人月が内部に入ることの意味

IRでは、CAGLAの強みとしてシステム開発力やUIUX領域が挙げられている。
事業としては理解できるが、人月型モデルとして見ると注意が必要だ。
AIコンサルや機械学習エンジニアと、システム開発人材では、人月単価が明確に異なる。

これらが同一の連結PLに混ざると、売上は積み上がりやすい一方で、平均単価は下がりやすくなる。
結果として、売上成長と利益成長の関係がズレ始める。
このズレは、最初の1期ではほとんど表に出ない。

僕が連結初年度を評価に使わない理由

正直に言うと、僕は連結初年度の数字をほとんど評価に使わない。
理由は単純で、単体の実力と構造変化の影響を切り分けられないからだ。
過去に連結化を好材料として評価し、その後の数期で判断を誤ったケースを何度も経験している。

そのときも、最初の決算は悪くなかった。
売上は伸び、利益も出ていた。
だが数期後、利益率がじわじわ削られ、評価だけが先に切り下がった。

このIR時点では見えない歪みがどこに出るか

第10期の数字を見る限り、CAGLA連結による悪影響は限定的に見える。
利益率も大きくは崩れていない。
だからこそ、ここで判断を誤りやすい。

IRの人材構成や事業説明を読むと、今後は単価の異なる人材を組み合わせた案件が増えていくことが想像できる。
これは売上を作るうえでは有効だが、利益率を維持するには逆風になる。
この歪みは、次の決算で一気に出ることもあれば、数期かけて静かに効いてくることもある。

僕が次に必ず確認する判断材料

次の決算で僕が見るのは、売上の絶対額ではない。
営業利益率と従業員数の増え方だ。
売上が伸びているのに利益率が横ばい、もしくは微妙に下がり、人員が増えているなら、人月ミックスの影響が出始めたサインだと読む。

その兆候が出た時点で、この銘柄は成長期待ではなく構造調整のフェーズとして見る必要が出てくる。
僕なら、その段階で距離を取る。

投資判断としてどう向き合うか

ここまでIRを読み込み、人月型AI受託モデルという軸で分解してきたが、結論としてこの銘柄は「良い会社かどうか」と「今張るべきかどうか」が一致しにくい局面にある。

これは評価を避けているわけではなく、専業で資金を回す立場から見た率直な整理だ。
骨格が見えすぎている段階では、株価は動きにくい。

僕がこの段階でポジションを作らない理由

今のLaboro.AIは、悪材料が少なく、安心して保有できそうに見える。
ただ、専業トレーダーにとって「安心」は必ずしも優位性ではない。
上に行く理由が弱い銘柄は、下に行かなくても資金効率を落とす。

過去に、人月型受託企業でこの状態を「底堅い」と判断し、長期間資金を寝かせたことがある。
結果として負けはしなかったが、他で取れるチャンスを逃した。
このIRを読んだ時、そのときの感覚がかなり近いと感じた。

この条件が揃えば検討余地が出てくる

前提が変わるのは、数字に歪みが出たときだ。
具体的には、従業員数の増加が鈍化しているにもかかわらず、売上が伸びる状態が確認できた場合だ。
これはノウハウ再利用が機能し始めたサインになる。

もう一つは、連結後でも営業利益率が明確に維持されることだ。
CAGLAを含めた人月ミックスの中で利益率が保たれるなら、構造的な評価は一段変わる。
この二つが同時に確認できたとき、初めて検討余地が生まれる。

この兆候が出たら前提を捨てる

逆に、人員を増やさないと売上が維持できない状態が続くなら、前提は崩れる。

利益率が緩やかに下がり続ける場合も同じだ。
これらは業績悪化ではなく、人月モデルの限界が市場に共有され始めたサインになる。

この段階に入ると、株価は下げなくても評価が戻りにくくなる。
僕なら、その兆候が出た時点で距離を取る。
期待で耐える局面ではない。

僕ならどこまで待つか

僕なら、次の1回か2回の決算を淡々と見る。
その間に、売上と人員の関係がどう変化するかだけを確認する。
それ以外のメッセージや言葉は、ほとんど気にしない。

この銘柄は、早く判断した人が勝つタイプではない。
構造が数字に出るまで待てるかどうかで、結果が分かれる。
だから僕は、今は動かず、条件が揃う瞬間だけを見る。

市場が誤解しやすい見た目上の好材料

この銘柄で今後いちばん注意すべきなのは、見た目だけ良く見える好材料だ。
人月型モデルの企業では、こうした材料が出た直後に判断を誤りやすい。

売上成長率が一時的に跳ねたときの罠

大型案件の獲得や連結効果で、売上成長率が一時的に跳ねることは十分あり得る。
だが、その成長が人員増加とセットで起きているなら、構造的には何も変わっていない。

過去に、売上成長率だけを見て飛びついた受託企業で、何度も失敗した。
数値は良かったが、その裏で人が増え続けていた。
結果として、評価だけが先に剥がれた。

利益が出ていること自体を過大評価しない

利益が出ているという事実は重要だ。
ただ、人月型モデルでは「利益が出ている状態」が長く続くほど、成長期待が削られていくことがある。

このIRでも、利益は確保されている。
だからこそ、市場は次に何が起きるのかを見にいく。
そこが見えなければ、評価は動かない。

さあ、この銘柄とどう付き合う?

Laboro.AIは、危うい会社ではない。
むしろ、かなり慎重に設計された会社だ。

だからこそ、値動きは派手になりにくい。

僕がこの銘柄に対して取る距離感

僕は、この銘柄を「常に監視するが、常に持たない」位置に置く。
日常的に追うが、条件が揃うまでは触らない。
これは興味がないからではなく、タイミングが限定される銘柄だからだ。

人月型モデルの限界を、数字で一度でも越えた瞬間。
そのときだけ、評価が一段切り替わる。
それまでは、焦らない。

最後に強調しておきたいこと

このIRは、楽観も悲観も誘わない。
だからこそ、読み手の力量が問われる。
勢いで判断する銘柄ではない。

僕自身、過去にこのタイプの企業で、
「悪くないから」という理由だけでポジションを取って失敗してきた。
その経験があるから、今回は同じことをしない。

まとめ | 専業トレーダー ケンタの見方と考え方

Laboro.AIの第10期有価証券報告書を通して見えてきたのは、成長企業としての勢いではなく、人月型AI受託モデルの限界点に差し掛かった企業が、どこまで慎重に構造を維持しようとしているかという現実だった。

売上や利益だけを見れば、数字は整っている。赤字でもなく、財務が不安定なわけでもない。

それでも、このIRを読み終えたときに「強く前向きになり切れない」感覚が残るのは、事業の中身が悪いからではなく、成長の伸び代がどこにあるのかが簡単には見えないフェーズに入っているからだ。

この会社の収益モデルは、準委任契約を軸にした人月型AI受託だ。
IRの中で、この前提を変える意思は示されていない。

これは逃げでも停滞でもなく、急失速を避けるための設計だと僕は受け取った。
ただし、その設計は同時に、株価が一気に評価を切り上げる可能性も抑えている。

従業員数が91名規模に達していること、ノウハウ再利用を強調しながらも売上の単位はプロジェクトのままであること、CAGLA子会社化によって単価の異なる人月が連結PLに混ざり始めていること。

これらはすべて、IRを丁寧に読まなければ見逃しやすいが、人月型モデルの評価が変わるかどうかを判断するうえで欠かせない材料だ。

専業トレーダーとしての経験から言えば、この局面で一番やってはいけないのは、「悪くないから」という理由でポジションを取ることだ。

業績が崩れない局面ほど、株価は動かず、資金効率だけが削られる。
過去に同じ構造の企業で、それを何度も経験してきた。

だから僕は、この銘柄を否定もしないし、持ち上げもしない。
見るべき条件が揃うまで、距離を保つ。

人員増加が鈍化しても売上が伸びる数字が出たとき、連結後でも利益率が維持されることが確認できたとき、初めて前提が変わる。
逆に、人を増やさないと売上が維持できない兆候や、利益率の緩やかな低下が続くなら、モデルの限界が市場に共有され始めたと判断する。

このIRは、今すぐ結論を出すための材料ではない。

むしろ、結論を急がないための材料だ。

どの数字を見て、どの変化が出たら見方を変えるのか。
その判断軸を持てたかどうかで、この銘柄との付き合い方は大きく変わる。

僕にとってLaboro.AIは、「今どうこうする銘柄」ではなく、「条件が揃った瞬間だけ反応する銘柄」だ。
このIRは、その瞬間を見逃さないための地図として読むべきだと考えている。

企業概要(Laboro.AI)

項目内容
会社名株式会社 Laboro.AI(ラボロ エーアイ)
英文名Laboro.AI Inc.
設立2016年4月1日
所在地〒104-0061 東京都中央区銀座八丁目11-1
代表者代表取締役CEO:椎橋 徹夫
代表取締役COO兼CTO:藤原 弘将
事業内容・機械学習を活用したオーダーメイド型AI「カスタムAI」の開発
・カスタムAI導入に関するコンサルティング
資本金10億1,418万円(2025年9月30日時点)
従業員数91名(2025年9月30日時点)
メールアドレスinfo@laboro.ai
関連会社株式会社CAGLA

引用:会社概要 – 株式会社Laboro.AI(執筆時点)

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ちなみに、2025年10月28日に「短期投資の銘柄戦略カテゴリ」で解説した記事【2025年11月】4784 GMOインターネットの妙味を解説!押し目ポイントと成長シナリオでは、GMOインターネットは「ショート目線」だと分析していたが、当時1,139円だった株価が、本稿執筆時点で759円になっている。

本記事は、特定の銘柄を推奨する目的で作成したものではありません。投資にはリスクが伴います。掲載内容は市場分析と筆者の見解をまとめたものであり、ご自身の状況やリスク許容度に応じて、慎重に投資判断を行いましょう。

Analyst reviewing Laboro.AI investor relations documents with financial data, stock chart, and AI visualization on a professional desk environment

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この記事を書いた人

慶應義塾大学経済学部卒業、FP2級、証券外務員一種、宅建士取得。証券アナリスト(CMA)、テクニカルアナリスト(CMTA)保有。 FOREX Dealing Crop.代表、株式投資家兼為替トレーダー、不動産投資家。2007年に大学入学と同時にネット証券の口座を開設し、株式投資とFXを始める。投資開始当初は、リーマンショックの渦中で信用取引の短期売買を繰り返し、アルバイトで貯めた56万円を失う「大損」を経験。家庭教師のアルバイトをしながら株式投資とFXを続け、学費を投資で稼ぐようになる。そんな投資経験を活かして大手証券会社に就職し、自社資金を運用するプロップ・ディーラーとして10年以上勤務。現在は、専業トレーダーとして、株式投資・FXでサラリーマンの平均年収の3倍以上の収益を上げつつ、不動産投資家としても活動。東京・大阪を中心にマンション投資を行う。自身の投資で得た経験と専門知識をもとに投資の難しさや面白さ、ノウハウを世に広めていきたいと考え、FOREX Dealingを立ち上げ、情報発信を行っている。

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