EAはどのフォルダに入れるのか
MT4はFX業者各社から提供されているが、使い勝手はほぼ同じだ。ここでは、MT4でEA(エキスパート・アドバイザー)を使う際、EAをどのフォルダに入れたら良いのかを説明させていただく。
結論から言うと、MT4上部メニューバーの「ファイル」→「データフォルダを開く」→「MQL4」→「Experts」と辿っていき、「Experts」フォルダに「.ex4」という拡張子のEAを入れる。画像で手順を表すと以下の通りだ。
(1)「ファイル」→「データフォルダを開く」
(2)フォルダが展開されるので、「MQL4」をクリック
(3)フォルダが展開されるので、「Experts」にEAを入れる。
DLLファイルとは?
DLL(.dll)は、Dynamic Link Library(ダイナミック・リンク・ライブラリ)の略だ。EA(.ex4)がプログラム内のリンクでDLLファイルを呼び出して使用することがある。
EA(.ex4)とセットでDLLファイルが配布されたら、必ず所定の位置にセットしよう。MT4の中でDLLを入れる場所は、制作者に確認しよう。多くの場合、「ファイル」→「データフォルダを開く」→「MQL4」→「Libraries」と辿っていき、「Libraries」フォルダの中に入れることになる。
そして、MT4の「ツール」→「オプション」と辿ってウィンドウを開き、「エキスパートアドバイザ」タブの「DLLの使用を許可する」にチェックを付けよう。
また、EA(.ex4)をチャート上にセットすると直ぐに表示されるウィンドウの「全般タブ」の「DLLの使用を許可する」にチェックを付けよう。
DLLファイル関係のよくあるトラブル
- セキュリティソフト(McAfee等)から警戒される → MT4でエラーが出るので、セキュリティソフトで警戒の除外設定が必要だ。
- MT4の中でソフトを入れる場所を間違える → 稼働しないので、MT4内の正確な場所に設置しよう。
- 「DLLの使用を許可する」にチェックを入れていない → 稼働しないので、しっかりチェックしよう。