運営会社はTTCM
Traders Trust(TTCM)は、正式名称を「TTCM Traders Capital Limited」としており、イギリス領バミューダに本社がある会社だ。Traders Trust(TTCM)は、キプロス証券取引委員会(CySEC )で「ライセンス番号107/09」を取得しており、国際的には正式な金融機関だ。
TTCMは会社名で、「Traders Trust」という海外FXサイトを運営しており、世界で最も低スプレッドであることなどから日本人からの人気も高い。
Traders Trust(TTCM)の強み
- 業界最狭水準の低スプレッド
- Traders Trust(TTCM)ならではのお得なキャンペーンが多い
- 取引内容に応じて現金キャッシュバックがある
- サーバーが堅牢でスムーズな決済が可能
- MT4に対応(EAの利用OK)
- 完全日本語対応(日本語チャットサポートや日本語メールサポートが受けられる)
- ウェブサイトが完全日本語対応
- クレジットカードやbitwallet、銀行送金で入出金可能
- 入出金手数料が無料
- TTCM創立以来、入出金トラブルは一度も無い
- ゼロカットシステムがある
- 無料VPSサービスが使える(条件有)
- NDD方式の完全STPブローカーなので、透明性が高い
- 信託保全完備で安心できる
低スプレッドって本当?
私自身もTraders Trust(TTCM)で口座を開設しているが、USD/JPYやEUR/USDなどの人気通貨ペアならスプレッドが1pip以下の時間帯も少なくない。
時間帯にもよるが、取引が盛んな日中にはスプレッドが非常に狭く、他の海外FX業者よりも有利な取引条件でトレードできる可能性が高い。
bitwalletで入出金OK!
入出金がbitwalletで出来るのは、非常に大きなメリットだ。
出金時には、通常の海外送金だと2,000~6,000円程度(中継銀行への支払い分も含む)かかる場合があるのだが、bitwalletであれば、1回あたり僅か「824円」だ。
しかも、何度も入出金を繰り返して会員ランクがアップグレードすると、その出金手数料が半額になる。
お得なキャンペーンとは?
Traders Trust(TTCM)は日本人顧客を非常に重視しており、日本の元号が令和に変わった際、日本人顧客を対象として、「新年号 ”令和” 発令記念 100%ご入金ボーナス」というキャンペーンを実施した。
なお、同キャンペーンは既に終了しているが、同社のキャンペーンの一例としてご紹介させていただきたい。
「令和キャンペーン」って何?
令和キャンペーンの内容を簡単に説明すると、「キャンペーン期間中の口座への入金額と同額のクレジットボーナス」をFX口座に付与するというものだ。
クレジットボーナスは取引に利用でき、キャンペーン期間中の取引量に応じてクレジットボーナス自体を現金化できる。
例えば、100万円を入金すれば、100万円のクレジットボーナスがFX口座に付与されて「証拠金200万円」に相当する余力となり、取引に利用できる。
しかも、キャンペーン期間中の取引量に応じて、そのボーナス100万円分を現金化できるのだ。
残念ながらこのキャンペーンは本稿執筆時点で終わってしまっているが、Traders Trust(TTCM)はこのような斬新でお得なキャンペーンを定期的に行っているようだ。
現金キャッシュバックとは?
取引量等に応じて、翌営業日以降に現金キャッシュバックが行われることがある。「VIPキャッシュバック(現金還元)」と呼ばれており、クラシック口座とプロ口座で付与される。
VIPキャッシュバックが貰える口座は?
クラシック口座 | プロ口座 | VIP口座 |
口座開設ボーナス有り(5,000円) | ||
VIPキャッシュバック有り | なし |
VIPキャッシュバックを貰う条件は?
クラシック口座又はプロ口座で取引をすることだ。取引量に応じて次の表の通りVIPキャッシュバック(現金還元)を受け取ることができる。
キャッシュバックは原則として、取引のあった日の翌営業日に現金でFX口座に入金され、証拠金として取引に利用したり出金したりすることができる。
往復取引量 | クラシック口座 | プロ口座 |
10-19 Lot | $5 | $5 |
20-29 Lot | $20 | $20 |
30-39 Lot | $30 | $30 |
40-49 Lot | $40 | $40 |
50-59 Lot | $55 | $55 |
60-69 Lot | $70 | $70 |
70-79 Lot | $85 | $85 |
80-89 Lot | $100 | $100 |
90-99 Lot | $110 | $110 |
100-149 Lot | $130 | $130 |
150-299 Lot | $200 | $200 |
300-499 Lot | $450 | $450 |
500-999 Lot | $875 | $875 |
1000 Lot以上 | $2000 | $1000 |
チャットサポートは日本語?
日本人スタッフがチャットサポートをしているので、日本語でスタッフとやり取りできる。もっとも、時間帯によっては、英語のサポートしか受けられない場合があるのは事実だが・・・。
私は、数十回以上もTraders Trust(TTCM)のカスタマーサポートと日本語チャットでやりとりをしているが、驚くべきことに、私の場合は「混雑していてチャットに繋がらない」ということは経験したことがない。
基本的にその場ですぐに何らかの回答が貰えるので、問題解決がスムーズだ。
正直に言って、Traders Trust(TTCM)のカスタマーサポートの質は、コストカットを意識した日本のFX会社のサポートの質とは比較にならないほど高い。
公式サイトは日本語対応?
Traders Trust(TTCM)の公式サイトは、完全に日本語に対応している。
翻訳機にかけたような「意味不明な日本語」は見当たらず、私の場合はサイトを利用していてストレスを感じることはない。
NDD方式(STP)とは?
日本のFX会社はほとんどがDD方式だ。このため、日本のFX会社(DD方式)は、トレーダー(顧客)と相対取引をしていることをご存じだろうか。
日本のFX会社(DD方式)がトレーダー(顧客)の注文を受けていると、結果として日本のFX会社(DD方式)とトレーダー(顧客)は、全く逆のポジションを持つことになる!
つまり、トレーダー(顧客)が損をすれば日本のFX会社(DD方式)が儲かるし、トレーダー(顧客)が利益を出せば、その分が日本のFX会社(DD方式)の損失となる。
このため、日本のFX会社(DD方式)は「ストップ狩り」などという、トレーダー(顧客)に不利益となる不正行為を行って収益を上げているといわれている。
一方で、海外FX会社に多いNDD方式(STP)の場合には、FX会社(NDD方式)が投資家と為替市場の間に介入しないため、透明性が高い。
NDD方式の場合には、投資家の注文はマーケットにそのまま流されるため、投資家が利益を出すか、損をするかは完全に投資家自身の実力次第となる。
Traders Trust(TTCM)のプロ口座とVIP口座は、NDD方式(STP方式)よりも更に透明性が高くフェアな取引が望める「(NDD方式)ECN方式」を採用しているので、特におすすめだ。
ちなみに・・・バミューダって?
Traders Trust(TTCM)の本社がある英領バミューダとは一体どんなところなのか、気になる人もいるだろう。バミューダは北大西洋にある島で、イギリスの海外領土だ。
2005年にはバミューダの「1人あたりGDP」が76,403ドルとなり、当時の世界最高値を記録した。バミューダは税の優遇が受けられるタックス・ヘイブンとして有名で、様々な金融業者や投資会社がこの島に本社を置いているようだ。
余談だが・・・2018年の1人あたりGDPの世界一位は、世界屈指の富裕国として名をはせる欧州西部の国「ルクセンブルク」で、114,234ドルだった。残念なことに日本は24位で39,306ドルに留まっている。
TTCMの口座は3種類
ここまでTraders Trust(TTCM)の魅力をお伝えしてきたが、最後に同社が提供する3種類のFX口座について説明させていただこう。
まずは各口座の概要をご覧いただきたい。
クラシック口座
初回最小入金額 | 5,000円 |
口座の基本通貨 | ドル・ユーロ・円 |
取引毎の手数料 | なし |
最小スプレッド | 1.2 ~ |
レバレッジ | 最大3,000倍 |
1回の最小取引単位 | 0.01Lot |
方式 | NDD(STP) |
取引できる通貨ペア | USD/JPY、EUR/USDなど44種類 |
プロ口座
初回最小入金額 | 20,000円 |
口座の基本通貨 | ドル・ユーロ・円 |
取引毎の手数料 | 片道3ドル / Lot |
最小スプレッド | 0 ~ |
レバレッジ | 最大3,000倍 |
1回の最小取引単位 | 0.01Lot |
方式 | NDD(ECN) |
取引できる通貨ペア | USD/JPY、EUR/USDなど44種類 |
VIP口座
初回最小入金額 | 2,000,000円 |
口座の基本通貨 | ドル・ユーロ・円・フラン・ポンド |
取引毎の手数料 | 片道3ドル / Lot |
最小スプレッド | 0 ~ |
レバレッジ | 最大3,000倍 |
1回の最小取引単位 | 0.01Lot |
方式 | NDD(ECN) |
取引できる通貨ペア | USD/JPY、EUR/USDなど44種類 |
- 表の「口座の基本通貨」とは、入金するお金をどの通貨建てにするかということであり、「取引できる通貨ペア」を表すものではない。日本人の場合は基本的に「日本円」を選ぶことになるだろう。
どの口座が良い?
スキャルピングEAを利用するならECN方式の方が良い成績が出ることが多い。つまり、プロ口座かVIP口座がオススメだ。デイトレか、スイングトレード型のEAを利用するなら、どちらの口座種別を選んでも良いだろう。
ただ、個人的にはECN方式のプロ口座(又はVIP口座)がレートの透明性が最も高いのでオススメだ。
免責事項が表示されることがある
口座開設をしようとすると、次のような免責事項が表示される場合がある。
その言葉を額面通りに受け取ると、まるで「Traders Trust(TTCM)は、日本人向けのサービスはメインで行っていない。」かのように読み取れるが・・・。
実際にはそのようなことはなく、Traders Trust(TTCM)は日本人向けのサービスをしっかりと行っており、むしろ日本人顧客をかなり重視しているとのことだ。
この表示には理由がある
Traders Trust(TTCM)は、キプロス証券取引委員会(CySEC )で「ライセンス番号107/09」を取得しており、国際的には正規の金融機関だが、日本の金融庁の免許・許可・登録等を受けていない。そのため、明確に「日本人を顧客にしている」と明示すると、日本の金融庁からクレームを受ける恐れがあるのだ。
そこで仮に、Traders Trust(TTCM)が日本の金融庁の免許・許可・登録等を受けてしまうと・・・同社は「日本のお墨付き」が得られる反面で、同社の利用者にとっては大きな弊害が生じる。
まず、Traders Trust(TTCM)で「ゼロカットシステム(口座破綻時の投資家の債務免責制度)」が使えなくなってしまうし、同社の口座のレバレッジは日本の規定水準(25倍以下)に下がってしまう。
それに、同社が行う「かなりお得な現金還元」や「キャンペーン」もほとんど無くなってしまう。
そうすると、Traders Trust(TTCM)の魅力が完全に損なわれてしまうだろう。