Amazonプライムデーとは?
Amazon Prime Dayは、大手物販サイト「Amazon.co.jp」が、Amazonプライム会員(有料会員)を対象に、1年に1度だけ行うビッグセールだ。
6月10日現在で、既にセールの前哨戦である「プライムデー先行セール」が開催されており、売れ行きは好調なようだ。
この時期のために、購入したいものをリストアップして待機していた人も多いのではないだろうか。
今年のAmazonプライムデーは、7月11日、12日の2日間の開催だ。
昨年2022年のプライムデーでは、全世界で120億ドル以上の売上になったそうですよ!
金額が大きすぎ。どれくらい凄いのかさえ、分からないな・・・。
例えば、どのような物が売られているの?
「全商品」が値引き対象ではないものの、「ほぼすべてのカテゴリ」の商品が、セール対象になっている。
筆者自身は、もちろんアマゾン・プライム会員だ。
一例として、ログイン後に表示されるセール画面を掲載させていただこう。
このように、大幅割引のオンパレードだ。
中にはなんと、50%OFFの商品もある。
いつもの価格で買うのが、考えられないとさえ感じますよね。
Amazonプライム会員とは?
「そんなにお得なのであれば、プライム会員に入ってみようかな」という方もいらっしゃるだろう。
プライム会員のメリットとデメリットをまとめてみたので、ご覧いただきたい。
主なメリット
その他のメリット(おまけ)
・Music Primeを無料で聴くことができる。
・Amazon Photosを容量無制限で使える。
・Prime Readingで電子書籍が読める。
・Prime Videoを無料で視聴可能。
唯一のデメリット
年間4,900円で受けられるサービスとしては、個人的に大満足ですね!
Amazonの回し者ではないけど、確かにこの特典は充実しているよな。
Amazonプライム会員のコスパは良いと思いますよ。
Amazonプライムデーは、何のためにやるの?
Amazonプライムデーは、そもそも一体何のためにやるのか・・・?
あのような大幅値引きをしてしまっても、大丈夫なのか・・・そのような疑問にお答えさせていただきたい。
会員獲得がAmazonプライムデーの狙い!
Amazonプライムデーの主要な目的は、もちろんAmazonプライム会員の獲得だ。
ちなみに、アマゾングループの中でも、アマゾン日本法人の売上は5%程度となっており、世界規模でみると、それほど大きな割合ではない。
しかし、日本は、アジアにおいては主要なマーケットとされており、積極的な広告宣伝、値引きセール等が行われている。
少し古い情報になるが・・・ロイターがまとめた2018年の記事によると、Amazonプライム会員の獲得コストは、1人あたり63ドル程度。日本円に換算すると、約9,000円だ。
アマゾン社は、Amazonプライム年会費の1.8倍程度の経費をかけて、Amazonプライム会員を獲得しており、数字だけを見ると効率的には見えない。
だが、それだけサブスクリプション収入や、サブスクリプション会員(Amazonプライム会員)による、Amazonでの継続的な購入習慣定着等の相乗効果が見込めるということなのだろう。
まさに、計算されつくしたビジネスモデルだといえる。
いやぁ~、さすがAmazonさん、感心しますね。
Amazonの株価の長期チャートを見ると、凄い上昇トレンドだよな。
米国アマゾン社の株価長期チャート
Amazonの7月10日現在の株価は、129.78USDだ。
Amazonの株式は、1997年5月15日に米国ナスダック市場に上場した。
上場日まで株価チャートを遡って表示すると、次のようになる。
ノンストップで「うなぎのぼり」ですね!
素晴らしいチャートだな。Amazonを信じて、長期保有していた投資家のことが羨ましいわ。
まとめ
- 2023年のAmazonプライムデーは、7月11日・12日の2日間。
- 2~3割引きの商品が多く、中には、5割引きの商品もある。
- Amazonプライム会員は、プライムデーの他にも多くの特典が受けられる。
- Amazonプライムデーは、Amazonプライム会員獲得のための重要な集客戦略。