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米FRBがゼロ金利政策を発表
日本時間の3月16日早朝、米FRBが急遽、FFレートの誘導目標を0.00~0.25%に引き下げることを発表した。
これは、実質的な「ゼロ金利政策」となり、為替市場はドル売り・円買いの動きが強まって一時106円45銭まで急落した。
なお、他の通貨ペアでも、ドル売りの傾向が顕著にみられる。
発表直後のUSD/JPYの動き
上記はティックチャートだ。
通常ではありえないほどの大幅ギャップアップスタートをしてから、一旦、利益確定などもあり「窓埋め」に向かっているものと思われる。
USD/JPYの日足チャート
上記は、2020年3月16日(月)の日本時間午前7時頃(FX会社のサーバー時間0:00頃)のUSD/JPY日足のスクリーンショット画像だ。
月曜日なので、取引が開始してから僅か数分~1時間程度(業者により取引開始時間が異なる)で、100pips(約1円相当分)ほど激しく「ドル売り・円買い」されていることが分かるだろう。
FFレートとは?
FFレートは、フェデラル・ファンドレートの略だ。
米国の中央銀行に預け入れる準備金が不足している銀行が、余剰のある銀行から無担保でお金を借り入れるときに適用される金利レートのことだ。