FXのプロは3勝7敗で稼ぐ

FXのプロは3勝7敗で稼ぐ - 為替ファンドマネージャー
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FXでは3勝7敗で勝ち組に入る

多くの個人投資家は7勝~8勝以上することを目指し、仮にそれが実現できてもトータルで損を出して、FX市場から撤退するというケースが殆どだ。実に9割のFX個人投資家が、新規参入しては退場するといったことを繰り返している。

残りの1割のプロトレーダーが、負けたFX個人投資家の出した損失を利益として受け取っているのだ。こうした厳しいFX市場で勝ち続けるには、根本的な考え方を変える必要がある。第一に、「トータルで、利益を残す」ことを最優先するという考え方だ。

勝率は度外視でもかまわない。実際に、大手金融機関で数十億円を動かすプロのファンドマネージャーや、FX市場で勝ち続けているプロトレーダーの勝率は、3割程度だと良いほうだ。3割という数字は、プロ野球選手の打率と似ている。

FXのプロは3勝7敗で稼ぐ

勝ち組になる取引手法

勝ち組のFXトレーダーは、基本的に「順張り」で投資を行う。順張りとは、上昇局面なら「買い(BUY)」で参戦し、下落局面では「売り(SHORT)」で参戦するという投資スタイルだ。

そして、FXプロトレーダーであっても、エントリーのミスはつきものである。何度もミスを犯すのは日常茶飯事だが、その際のプロの対処法を見習い、個人投資家の皆さんも一歩、勝ち組に近づこう。

FXプロトレーダーは、10回中7回のエントリーで失敗をしても、細かく損切をするので痛手にはならない。エントリーの際に必ず損切ポイントを定めて、基準に達したら機械的に損切を行う。そして、利益がでる局面では、すぐに利益を確定せず、徹底的に含み益を増やしてから利益を確定する。

例えば、含み益になったからといって僅か「10pips」で機械的に利益を確定するのではなく、相場が反転(上昇から下落へ、下落から上昇へ)するまでは、ポジションをキープするのだ。

損切は完全に機械的に行い、利益確定は相場の転換点を見極めて行う・・・これが、プロの投資手法なのだ。

リスクを抑えるゼロカットシステム

プロの個人投資家は、リスク管理を徹底しているし、資金効率を徹底的に高めようとする。

このため、ゼロカットシステムがあり、レバレッジの高い海外FX口座を積極的に利用している。

ゼロカットシステムとは

万が一、急激な相場変動が生じたとしても、顧客の損失は「投資元本」に限定されるという仕組みだ。投資元本以上の損失を確定したとしても、FX投資家は投資元本を失うだけで済み、元本を超えた部分の損失はFX会社が負担する

FX会社による「顧客の損失の肩代わり」は日本で認められておらず、海外のFX会社にしか認められていない制度である。

例えば、10万円を入金して、USD/JPYの急激な相場変動で50万円の損失を確定した場合・・・日本であれば、40万円の追加入金が求められるが、ゼロカットシステムのある海外FX会社では、元本の10万円を失うだけで済み、追加入金は一切不要だ。

ここでは説明のために「急激な相場変動」という言葉を使ったが、ゼロカットシステムのある海外FX会社では、「急激な相場変動」がなくても、口座が破綻(元本以上の損失確定)した場合にはゼロカットシステムが常に適用される。

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この記事を書いた人

慶應義塾大学経済学部卒業、FP2級、証券外務員一種、宅建士取得。証券アナリスト(CMA)、テクニカルアナリスト(CMTA)保有。 FOREX Dealing Crop.代表、株式投資家兼為替トレーダー、不動産投資家。2007年に大学入学と同時にネット証券の口座を開設し、株式投資とFXを始める。投資開始当初は、リーマンショックの渦中で信用取引の短期売買を繰り返し、アルバイトで貯めた56万円を失う「大損」を経験。家庭教師のアルバイトをしながら株式投資とFXを続け、学費を投資で稼ぐようになる。そんな投資経験を活かして大手証券会社に就職し、自社資金を運用するプロップ・ディーラーとして10年以上勤務。現在は、専業トレーダーとして、株式投資・FXでサラリーマンの平均年収の3倍以上の収益を上げつつ、不動産投資家としても活動。東京・大阪を中心にマンション投資を行う。自身の投資で得た経験と専門知識をもとに投資の難しさや面白さ、ノウハウを世に広めていきたいと考え、FOREX Dealingを立ち上げ、情報発信を行っている。

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