FXの目的とは
FXではトータルで利益を出すことが目的であるはずだ。
しかし、多くの為替投資家には、一つひとつの売買で勝つことにこだわり、勝率を上げることに腐心する傾向があるようだ。為替投資(FX)のプロ曰く、「このような現状では、個人投資家が勝てるようにはならない。」とのことだ。
筆者自身、学生時代から株式投資とFXに関心を持ち、実際に取引を行ってきた。最初の数年は、非常に大きな損失を出し、一度は相場を撤退しようかと考えたこともある。
しかし、世界中の誰でも自由に参加でき、自分次第で大きな利益を出すことができる(誰にでもチャンスがある)というFX市場に惹かれ、今も投資を続けている。
私は、投資を通じて気持ちにゆとりを持ちたいと考えているし、投資の利益で社会貢献性の高いプライベートの活動(寄付やボランティアなど)をしていきたいと考えて為替投資(FX)をしている。
ところで、みなさんの為替投資(FX)の目的は、明確になっているだろうか。
私は、大手金融機関で数十億円を動かすプロトレーダーと懇意にしており、彼から話を聞く機会が何度かあった。
FX取引では、「利益を得る者と損失を出す者同士のお金の交換」が生じるので、必ず勝者と敗者に分かれる。そして、FXでは「9割が敗者で、わずか1割が勝者」である。
FX市場は退場者が相次ぐ厳しい環境だ。FXで利益を上げ続ける「1割」に加わるために個人投資家が心がけるべきことや、FX取引をする上で参考になる情報を為替投資のプロから教えてもらうことができた。
それらを記事にまとめて「FXの知識と手法」カテゴリに投稿させていただいた。気になる記事があれば、チェックしていただきたい。