海外FXのスプレッド比較一覧表
どこのFX会社もたいてい「業界最狭スプレッド」を謳っており、「どの海外FX会社を選べば良いのか分からない」という方も多いのではないだろうか。
そこで、本稿では、海外FX会社各社のスプレッドを独自に調査。スプレッド比較一覧表を作成したので、参考にしていただければ幸いだ。
なお、ここでは、特に取引量の多い3通貨に絞り、主要海外FX会社16社のスプレッドを比較一覧表にさせていただいた。複数の口座種別がある場合、最も利用者数が多い種類の口座の平均スプレッドを記載している。
海外FX会社名 | EUR/USD | GBP/USD | USD/JPY |
---|---|---|---|
FXCM | 1.2 | 1.4 | 1.2 |
XM Trading | 1.5 | 2.3 | 1.8 |
AXIORY | 1.6 | 1.9 | 1.5 |
BigBoss | 1.6 | 1.9 | 1.4 |
FXDD | 0.5 | 1.0 | 1.0 |
FXPro | 1.4 | 1.8 | 1.4 |
LAND FX | 0.8 | 1.2 | 0.8 |
TITAN FX | 0.8 | 1.2 | 1.2 |
FXOpen | 0.4 | 0.9 | 0.5 |
IFCMarkets | 1.8 | 2.0 | 1.8 |
iForex | 1.8 | 3.0 | 1.8 |
TradersTrust | 1.2 | 1.6 | 0.7 |
Tradeview | 0.2 | 0.3 | 0.2 |
GEMFOREX | 1.2 | 1.5 | 1.2 |
業界最狭スプレッドはTradeview
海外FX主要16社のスプレッド比較一覧表で分かるように、業界で最も狭いスプレッドを提供する海外FX会社は、Tradeview(トレードビュー)だ。
TradeviewはA-book、完全NDD
近年、国内外を問わず様々なFX会社が「NDD方式」を謳っているが、海外FX会社で「A-book」だと言い切れるところは珍しい。というのも大抵の場合、A-bookとB-bookの併設型だったり、NDDと謳っていながら「実はB-book」だったりするのだ。
そんな中で、Tradeview(トレードビュー)は完全A-book、完全NDD(ノンディーリングデスク)方式だ。
つまり、取引の透明性が極めて高く、FX会社によるスプレッドの不正操作は一切ない。さらに、超最狭水準スプレッドなので取引コストが安い。
率直にいうと、Tradeview(トレードビュー)のカスタマーサービスの質は他社と比べると良いとはいえない。それに、現金還元キャンペーンも全くない。
だが、だからこそTradeview(トレードビュー)は「完全NDD方式」の維持にコストをかけることができ、世界最高水準の取引の透明性と低スプレッドが実現できているのだ。
A-bookとは?
FXトレーダーが出した注文をそのまま為替マーケットに繋ぐFX会社のことだ。このため、取引の透明性が極めて高く、提示される為替レートがFX会社によって操作されることもない。
一方で、B-bookの場合、FXトレーダーの出した注文はそのまま為替マーケットにいくことはなく、FX会社内でトレーダー同士の注文を相殺してしまったり、FX会社とFXトレーダーの相対取引になったりする。
つまり、提示されるレートがFX会社によって操作されているかもしれないし、FX会社とFXトレーダーが利益相反関係になってしまう可能性もある。
そうすると、B-bookのFX会社は、FXトレーダーが損をするほど儲かる構図なのだ。
NDDとは?
NDD方式は、ノンディーリングデスク(None Dealing Desk)の略。FXトレーダーの注文は、インターバンク・マーケットに直接流されて、インターバンク・マーケットに参加する金融機関と直接取引することになる。
海外FX会社には「NDD方式」を謳うところが多いが、実際には一部の取引をFX会社内で相殺(顧客同士の注文を相殺)するなど、完全NDDとはいえないFX会社が多いので注意が必要だ。
A-book、NDDに関する関連記事
ここで、当サイトの関連記事をご紹介させていただきたい。A-bookやB-book、NDD方式やDD方式について、どのサイトよりも分かりやすく徹底解説したつもりだ。
Tradeview(トレードビュー)の無料口座開設は、日本語に対応している。約5分もあれば全ての項目に入力でき、ウェブで完結する。
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